後継者問題について

中小企業の事業承継が国の大きな問題になっています。

中小企業の経営者の高齢化が進んでいても、世代交代が進んでいない企業はまわりにもたくさんみられますね。

調査によると

・国内企業の3分の2にあたる66.5%が後継者不在

・50歳代以上の全ての年代で後継者不在率が低下。

・後継者候補は40.5%は子供、31.4%が非同族

・同族承継企業では66.9%が後継者不在。後継者候補が非同族である企業は3.7%に…

などの調査結果も出ています。

中小企業の経営者に「10年後の会社はどうなっていますか?」と聞くと

「まだまだ自分が現役でー」という方もいれば

「自分の代でこの会社はなくなってしまう」

「現状を維持できれば満足」

なんて方のほうが多いのも後継者不在や引き継ぎの準備に入ってない為に出てくる言葉であると思います。

後継者がいない為に事業を合併や売却など(M&A)の方法で

解決しようと考えている方もいます。

「自分が興した会社の資産を遺していきたい」

「自分たちの技術を後世にもつたえてもらいたい」

こういう考えで事業を合併、会社を売却してしまうことは間違えではないと思います。

ー「10年後の会社はどうなっていますか?」この質問には気持ちよく答えることができますか?