後継者問題 ~M&A~

後継者がいない、探しても見つからない会社(とくに中小企業)にとって注目されているのが、事業や会社自体の売却、つまりM&A(merger and acquisition :合併と買収)により事業を引き継ぐ方法があります。

国でも最近後継者のいない会社と買収したい会社を仲介して出会わせる(マッチング)ため、各都道府県の商工会議所などに「事業引き継ぎ支援センター」を設置して、合併や買収に詳しい専門家が後継者のいない会社に対して、事業を引き継いでくれる会社を探しています。

→石川県の事業引き継ぎ支援センター

https://www.isico.or.jp/soshiki/0701hikitsugi/

国では他にも事業の引き継ぎの際に支払う相続税や贈与税に関しても、納税の猶予をしたり、経営者が交代した時のあらたな設備投資の支援なども行っていくとのことです(事業の引き継ぎの際の相続税や贈与税に関しては、またの機会にブログに書きますね)

上で紹介した国の支援のサイト以外にも民間で後継者のいない会社と買収したい会社を仲介する取組みも始まっているようです。

後継者の問題は

①事業を任せる人と任せたい人が繋がっていない

②事業をやりたい人・拡大したい人に売却・合併の情報が伝わっていない

③事業を継承したい人が継承のやり方をそもそも知らない

などの問題が中小の企業によく見られるパターンですね。

このブログでは今後も後継者問題(事業承継や合併・買収の話題も含む)ことを取り上げていきますね!